2026年9月– date –
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忌まわしき平均台
忌まわしき平均台
私は平均台が苦手であった。平均台というのは、幅10cmほど、長さ3mほど、高さ50cmほどの細長い板でできた台で、その細長い板の上をバランスをとりながら端から端まで歩いて渡るための器具である。平衡感覚を試すために開発されたものでないかと... -
祖父の記憶
祖父の記憶
私の祖父はせっかちな人であった。どれくらいせっかちであったかというと、母の話によれば、祖父母らが正月に我が家にやって来た時、祖父は、和室でほんの少しの時間を過ごしたかと思うと、もう帰るぞと言って立ち上がり、次の瞬間には玄関で靴を履いて祖... -
魔の草むら
魔の草むら
私が育った家には芝生の庭があり、小学生の頃、その庭で兄や友達とよく野球をした。もちろん、野球と言ってもそこまで広い庭ではないから、投手が庭の端からゴムでできた柔らかいボールを投げ、もう片方の端にいる打者がプラスチックのバットで来た球を打... -
恐怖の忍者屋敷
恐怖の忍者屋敷
小学生の頃、家族4人で忍者村的なところへ行ったことがあった。「忍者村的」と表現したのは、どこにある何という施設であったのか覚えていないためであるが、とにかく私は忍者村的な施設へ遊びに連れて行ってもらい、そこで忍者屋敷迷路に参加した。迷路...
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